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西田 純さん(コロラド大学ボルダー校)講演

Dr.Nishida
コロラド大学ボルダー校の西田純さん(日本学術振興会 海外特別研究員)をお招きして、以下の講演を行っていただきました。
本講演は、西田さんがスタンフォード大学でMichael Fayer教授の下で行った博士論文の研究内容です。
二次元赤外分光の基礎から、phase-cyclingを用いた散乱フリーの二次元赤外分光、基盤のブリュースター角付近で生じる単分子膜からの非線形信号の増大、そしてそれらを応用した分子ダイナミクスの解析に関する素晴らしい内容の講演でした。
なお、本講演は光物質ナノ科学研究センター(NPEM)のナノサイエンスセミナーの一環として行われたものです。

【日時】2018年8月22日(水) 14:30 – 15:30
【講演者】西田 純(コロラド大学ボルダー校物理学科 Raschkeグループ
【題目】二次元赤外分光法の液体を超えた応用
【要旨】二次元赤外分光法を液体以外のサンプルに応用しようとすると、例えば粉末サンプルからの散乱や薄膜サンプルからの微小な信号といったテクニカルな困難に直面する。ここでは音響光学素子とパンプ・プローブジオメトリを組み合わせることでこれらの問題が解決することを示し、特にイオン液体薄膜中のダイナミクスと有機金属錯体とゲスト分子の水素結合ダイナミクスの測定を議論する。
【会場】東京大学生産技術研究所 As棟313・314号室
https://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/access/
【参考文献】
1. J. Nishida, A. Tamimi, H. Fei, S. Pullen, S. Ott, S. M. Cohen, and M. D. Fayer, Proc. Natl. Acad. Sci. USA 111, 18442 (2014).
2. J. Nishida, C. Yan, and M. D. Fayer, J. Am. Chem. Soc. 138, 14057 (2016).
3. J. Nishida and M. D. Fayer, J. Phys. Chem. C 121, 11880 (2017).
4. J. Nishida, C. Yan, and M. D. Fayer, J. Chem. Phys. 146, 094201 (2017).
5. J. Nishida, J. P. Breen, B. Wu, and M. D. Fayer, ACS Cent. Sci. 4, 1065 (2018).

by A. Sakurai


新学術領域「柔らかな分子系」第 27 回 ワークショップ

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平成 29 年 12 月 02 日 (土)に埼玉大学において新学術領域「柔らかな分子系」第 27 回 ワークショップ「計測を支える先端的レーザー分光の最前線」が開催され、芦原研特別研究員の櫻井敦教さん(学振SPD)が「赤外ポンプ・プローブおよびFTIRで見た固体酸化物中水素の超高速ダイナミクス」という題目で講演を行いました。

Shuta Kitade


MIT化学教室の近藤徹様を迎えて講演会を開催しました.

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MIT化学教室にご所属の近藤徹様が訪問してくださいました。
セミナー講演後、実験室で談笑。

講演者: 近藤 徹 博士
所属: マサチューセッツ工科大学化学科
日時: 2016年12月26日(月) 14:00-
場所: 東京大学生産技術研究所 As棟313・314号室
タイトル:
単一分子分光で見えた光合成初期反応を制御するタンパク質ダイナミクス
講演概要:
生体タンパク質の微小構造変化と機能の相関関係を解明するため単一分子分光を用いて研究を行った。
本講演では光合成アンテナタンパク質の過剰光エネルギー散逸機能を制御するダイナミクス、及び光合成反応中心電子伝達体の極低温1分子スペクトル解析について報告する。