光科学-工学特別研究会

光の基礎と応用が刺激し合い、新たな視点を生み出す。

光科学は異分野と交わりながら今も豊かに発展を続けています。しかし、そのスピードと拡がりゆえ、本質的な意義やブレイクスルーの兆しを的確に捉えることが難しくなっています。また、歴史を振り返ると、基礎と応用は相互に刺激し合って発展してきたため、互いの知見や視点が交わる機会が望まれます。

本研究会では、光科学の専門領域の境界を超えて、また、基礎と応用の境界を越えて互いに学び合い、視野を広がる場を設けます。大学(大学院生を含む)、研究機関、企業の研究者をお招きし、光科学の萌芽的トピックや光産業の最先端技術に関する知見を共有します。参加者同士の交流と意見交換を通して、光の新たな可能性と、その未来をともに展望します。

開催予定・履歴
開催日講演者講演題目
2026年3月5日岡野 誉之(コニカミノルタ株式会社)
未定
2026年2月12日曾 可嘉(東大生研)
福川 真(計測エンジニアリング株式会社)
2025年11月27日本多 健亮(東大生研)
大野 博司(株式会社東芝)
2025年11月6日青山 肇(株式会社ニコン)先端半導体の動向と光の利用~リソグラフィと計測~
久保 敦(筑波大学)金属表面・メタ構造における構造化表面プラズモンの波束・固有状態・スピンテクスチャ
2025年10月30日鈴木 滉平(東大生研)表面バックグラウンドフリー振動分光法の開発
大峰 遼平(東京大学)サイズ・形状を問わず使えるマイクロ物体6DoF制御に向けたリアルタイム適応的光ピンセット技術の開発
2025年10月26日張 哲元(東大生研)Wavelength-Swept Mode-Locked Cr:ZnS Laser
武山 彩織(東京科学大学)見えない光を可視化する技術 “ハイパースペクトルイメージング” の現状と将来展望
2025年10月9日Jin Li(北京航空航天大学)Metasurface-based light modulation technology and applications in holography and quantum sensors