固体結晶からの高次高調波発生の偏光分解測定

東京大学・生産技術研究所 芦原聡准教授、東京大学・物性研究所 板谷治郎 准教授および東京大学・大学院 工学系研究科 原子力国際専攻 石川顕一 教授の研究グループは、セレン化ガリウム結晶から発生した光の高次高調波を詳しく解析することにより、高調波の偏光状態がバンド分散の曲率の異方性によって決まることを見出しました。これは、全光学的な電子状態(バンド構造)計測法の創出へ向けて、大きな一歩となる成果です。

本研究成果は、米国科学雑誌 Physical Review Letters(2018年6月12日オンライン公開)に掲載されました。東大生研Webトピックスはこちら

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