論文発表:赤外ナノアンテナを用いた反射型表面増強非線形分光

JPCC_morichikasan
芦原研からThe Journal of Physical Chemistry C よりパブリッシュされた論文を紹介します。

この論文において、分子-赤外ナノアンテナのカップリングによる表面増強非線形分光を反射型測定で実現しました。
従来の透過型測定と比べ、反射型測定は表面選択性と水による吸収の影響を抑えられるというメリットがあることから、
この成果は表面増強分光のさらなる応用に繋がります。

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Shuta Kitade


論文発表:赤外ナノアンテナのアレイ化による超高速分光の信号増強

OE_Kusasan
Optics Expressより芦原研からパブリッシュされた論文を紹介します。

この論文では、赤外ナノアンテナの双極子放射光が隣のナノアンテナの近接場励起と強め合いの干渉をするよう
アンテナをアレイ化することで、アンテナ敷き詰め構造よりも分子の線形・非線形信号を増強させることに成功しました。

この手法は少量分子・単層分子膜の構造決定や、低出力の小型光源による分子の非線形信号を捉えることに応用が期待されます。

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Shuta Kitade


論文発表:中赤外域における表面プラズモンの伝搬距離

JAP_hiramatsukun
Journal of Applied Physicsより芦原研からパブリッシュされた論文を紹介します。

この論文においては、中赤外域における金/空気界面の表面プラズモンポラリトン(SPP)の伝搬距離を金グリッドを製作することで
直接計測し、波長10.6μmのSPP励起においてSPPの伝搬距離は10mm以上であることを実験的に示しました。
また、アニーリング処理による金表面平滑化によってSPPの伝搬距離が顕著に伸びることを実験的に明らかにしました。

これらの成果はプラズモニック構造のデザインや、SPPの損失メカニズムを理解する上で非常に重要なファクターとなります。

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なお、本論文は、UROP (Undergraduate Research Opportunity Program)で研究体験に来た学部生の平松君が、その後も研究実習生として研究を続けて挙げた成果をまとめたものです。

Shuta Kitade